こんにちは。
物が増え、豊かになった現代。我々に求められているのは「いかに暇をつぶすことができるか」という問題でしょう。
でも、スマホで暇を潰すのはなんだか味気ないなぁ、家にいても暇を持て余すことが多いなぁ、なんか良い趣味ないかなーと思っている方、
楽器なんてどうでしょうか?実用的で長きに渡って楽しむことができます。
お金も無いし、一緒に演奏する人もいなくても大丈夫。一人で楽しめてお手頃な価格で手に入れられるものもたくさんあります。
今回は一人で楽器を始めようと思っている方に予算5000円で買うことのできるおすすめ楽器を紹介していきたいと思います。
ティンホイッスル
ティンホイッスルとは、前面に6つの穴があるリコーダーのような楽器で、アイルランドやスコットランド、イングランドの伝統音楽やケルト系の音楽に使用されています。
通称ペニーホイッスルとも呼ばれていて、1ペニー(だいたい2円)で買えるほど手頃だったからとか、ティンホイッスルを吹いている大道芸人に1ペニーを払う習慣があったからなどの説があり、
昔のヨーロッパでは民衆の生活にとても根付いていました。
現在でも安いものは2000円以内で買うことができ、演奏方法もリコーダーとよく似ているので難しくありません。
ケルトの笛屋さんという専門店もあるので気になった方はこちらも参考にしてみてください。
アサラト
アサラトはアフリカの民族楽器で、木の実二つを紐で結びつけたシンプルな見た目をしています。
中には草の実が入っており、振ったり玉同士をぶつけたりして音を出すマラカスとカスタネットを合わせたような打楽器です。
日本では、パチカという木の実の代わりにプラスチックで作られたものも作られていて、あまりメジャーではありませんが練習すればとてもスタイリッシュな演奏をすることができます。
一味変わった楽器を求めている方におすすめです。
ハーモニカ
ハーモニカは長方形の口に咥えて演奏をするポピュラーな楽器です。皆さんも一度は音を聴いたことがあるのではないでしょうか。
「ムーミン」シリーズに出てくる自由と孤独を愛する旅人”スナフキン”が持ち歩いている楽器でもあります。
ハーモニカは吹くだけではなく、吸うことによっても音が出る珍しい楽器です。
クロマチックハーモニカを使えば、一人であらゆる曲を演奏することもできます。
持ち運びも抜群にしやすいので、一人で音楽を奏でたい人にはぴったりです。
初心者の方は10ホールズハーモニカ(ブルース・ハープ)がおすすめ。
カリンバ
カリンバは、箱に並んだ金属の棒を弾いて演奏するアフリカの民族楽器です。
東アフリカでは、リンバ・イリンバ・マリンバ、中央南アフリカではムビラ・リケンベ・テングー、西アフリカではサンザなど地域によって呼び名が異なります。
サムピアノやハンドオルゴールとも呼ばれていて、オルゴールのルーツとされている楽器です。
主に祭礼や儀式の時に使用される神聖な楽器で、神秘的な音色をしています。
弾き方は親指の爪で弾くだけでとても簡単に演奏することができるにも関わらず、シンプルながらとても味のある演奏になります。
ウクレレ
ウクレレはギターを小さくしたような見た目で、ハワイアン音楽に使用されることが多い楽器です。
ギターに比べて小さく、弦の数も少ないので弦楽器が初めての人にもおすすめ。
メロディーと和音を同時に鳴らす「ソロ弾き」や弾き語りができる「コード弾き」の両方ができるので
様々な演奏を楽しむことができるのも良いところ。
サイズが大きく分けて小・中・大の3種類あり、ハワイアンを弾きたい人におすすめの小(ソプラノウクレレ)、
初級者から上級者まで幅広く楽しめる中(コンサートウクレレ)、弦楽器経験者におすすめの大(テナーウクレレ)があります。
演奏しないときも立てかけてあるだけで部屋のインテリアになるというメリットも。
まとめ
予算5000円以内で始められるおすすめ楽器を紹介しました。
安く始められるうえに持ち運びもしやすいものばかりなので、何か趣味を探している人はこの機会に
楽器を初めてみてはいかがでしょうか。