コンサーティーナという小型アコーディオンはひとり音楽におすすめ

こんにちは。

初めに言っておきますが私は楽器について幼少期に英才教育を受けたとか、

そういった本格的な経験は一切ありません。学校で触れる以外に私と楽器の接点は皆無でした。

バンドを組んだりといった華やかなステージに立つこともなかったので高校に入ると楽器に触ることはなくなりました。

そんな状態になって幾年月、成人した私は中学生以来に楽器へと興味を持つようになります。

その頃には私の周りに友人と呼べる存在は片手で数えるほどの人数となっていたので、ひとりで思う存分楽しめるような楽器というのが達成するべき最低基準となっていました。

そんな独善的で独りよがりな私に手を差し伸べてくれたのがコンサーティーナという楽器です。今回はこの子がいかに優れているのかを語っていきたいと思います。

コンサーティーナとはどんな楽器?

コンサーティーナとはアコーディオンに似た構造の楽器で、蛇腹を開いたり閉じたりして音を出す楽器です。鍵盤ではなくボタン式になっており、蛇腹を操作して空気を送り込みつつボタンを押さえて音を出す仕組みになっています。

小さくてコンパクト

コンサーティーナの利点は、とにかくコンパクトなところです。蛇腹楽器の中では最も軽量な部類とされており、通常の重さは2kg未満です。持ち運びやすく、騒音問題に気をつければどこでも演奏をすることができます。普通は座りながらの演奏ですが、慣れると歩きながら演奏できたりとパフォーマンスの自由度も高いです。

演奏性能が高い

これだけ小さいコンサーティーナですが、演奏性能も高く、メロディーや和音伴奏も弾けてしまいます。これひとつで、正式に定義されている音楽の曲を弾くことができるので、孤独でも安心です。

コンサーティーナの種類

コンサーティーナには現在、2種類が主流となっています。アングロ・タイプとイングリッシュ・タイプと呼ばれるもので、演奏の仕方が異なります。

蛇腹を操作した際、押したときと引いたときとで違う音が出る種類をアングロ・タイプといい、押したときと引いたときとで同じ音が出る種類をイングリッシュ・タイプというんです。

両者の違いとしては、アングロ・タイプは比較的演奏が簡単で民族音楽であるアイルランド音楽といったメリハリのある曲の演奏にも向いています。

イングリッシュ・タイプはボタン配置が複雑で、アングロ・タイプに比べて難しいといわれていますが弾ける曲の種類が多くなります。また、こちらはなめらかな曲を弾くのにも向いています。

終わりに

コンサーティーナの紹介を致しましたがいかがでしたか?

この楽器はとても小さく可愛らしい見た目ですが、実力を兼ね備えひとりでの演奏も他の人との合奏も可能というとてつもないポテンシャルを秘めた楽器です。

何か楽器を始めてみたいという方におすすめです。アイルランド音楽にどっぷり浸ってみませんか?

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