皆さんこんにちは。
皆さんは「ブラックモンブラン」というアイスを知っていますか?
九州では知らない人がいない超定番のアイスなのですが、初めて知ったという人も多いはず。
今回は全国にはあまり出回っていないこの隠れた名物であるブラックモンブランについて紹介していきたいと思います。
九州名物アイス ブラックモンブランとは
佐賀県の会社である竹下製菓さんから発売されているアイスで、発売されてから50年以上の歴史を持つ九州では知らない人がいないほどの人気商品です。
なぜモンブランという名前なのかというと、公式サイトに由来が書いてありました。
竹下小太郎前会長がアルプス山脈の最高峰「モンブラン」を目の前に眺めたときの、「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」との思いをアイスクリームの名称に取り入れたものが「ブラックモンブラン」です。
引用:ブラックモンブランの歴史
パッケージの背景にもしっかりとモンブランが描かれています。
元々私はこのアイスの存在を知らず、九州に住んでいた仕事仲間の人におすすめされたのですが、
そんなの関東で見たことないって言ったら衝撃を受けてました。
カルチャーショックってやつですね。地元では常識だったのに他の県の人にはまるで通用しないアレ、私も経験があります。
アイス棒には当たりが付いていているのも特徴で、常に何かしらのゲームが開催されているようです。今回は登山ゲームでした。
人生で一度もアイスの当たりくじを交換してもらったことがないので、生きているうちに一回は経験したいです。
こちらがブラックモンブランの全容です。
ミルクアイスの外側にチョコレートとクランチがコーティングされていて、ザクザクの食感にチョコレートとミルクアイスのコクが合わさってとても美味しいです!
同じような商品にチョコバリがあります。関東ではこっちがメジャーですよね。
九州のコンビニでは当たり前のように陳列されていて、九州限定!とかそういった宣伝もあんまりされていないので素通りされやすいんですよね。
スーパーマーケットやコンビニに何気なく陳列されているこの商品も隠れた九州グルメなんです。
現在では関西、関東にも進出している
そんなブラックモンブランですが、現在では関西や関東の一部のコンビニやスーパーにも置いてあるそうです。
セブンイレブンやサミット、ドンキホーテに目撃情報があるので九州には住んでないけど食べてみたいと思った方は探してみると良いかもしれません。
チロルチョコもあるぞ!
なんとこのブラックモンブラン、チロルチョコにもなっています。
チロルチョコは2010年までアイスクリームも売っていたのですが事業が閉鎖になり、古くから交流があった竹下製菓さんが主力商品を引き継いで販売したという繋がりがあるのでこのようなコラボ商品が生まれたんですね。
これ、ヤバイです。
外側のチョコとクランチを主役にしたもので、いくらでも食べられます。
チロルチョコが好きな人、クランチチョコが好きな人はぜひ食べて欲しい。
言うなればコーティング部分だけ食べているようなもんなので、アイスの状態を知っているとよりこの贅沢さを味わうことができます。
山崎製パンで売ってる「メロンパンの皮焼いちゃいました。」に通じるものがあります。
まとめ
九州には美味しいグルメや素敵な観光スポットが山ほどありますが、コンビニやスーパーで売っているこのブラックモンブランも地域の人々に根付いた立派な名物グルメだと思います。
こういったその場に住んでいる人にとっては当たり前だけど他にはないみたいな一品をこれからも探していきたい。