結婚したくないと断言してしまうのはどうなんだろう?と思った

皆さんこんにちは。

昨今、女性の社会進出や不景気、その他なんやかんやでよく「結婚したくない」という意見をよく見かけます。

とある調査では、20歳代の男性の20%以上が結婚したくないと答えたそうです。

そもそもどうして結婚したくないのか、理由はさまざまです。

お金がない、とか自分の時間が欲しい、自分の容姿に自信がないから結婚なんて無理だ といった具合で他にもたくさん理由はあるでしょう。

しかし、結婚はしないぞという心持ちを持ってしまうのはどうなんだろうと思います。

勘違いしていただきたくはないのですが、別に老後が寂しいとか、子孫を残さないとダメだなどと言うつもりはありません。

私も結婚はしていませんし、相手もからっきしです。

いつ死ぬか分からないんだから老後のことなんて考えても無駄だと思っていますし、子供についても考え方は色々あっていいと考えています。

でも、結婚はしないと断言するつもりもありません。そんなことをしたら自分の人生が狭まるだけだと思っているからです。

自分の行先がよく見えすぎてしまうのもあまり良い事ではないでしょう。

まずは自分の周りの人と楽しく過ごす。これが一番だと思います。そのなかで、あなたにとって特別な人があなたの目の前に現れるかもしれません。そのときに改めて自分というものを作っていけばいいことであって、未来の自分をそう具体的に形作ることはないのではないかと感じます。

自分は刻一刻と変化していきます。そのときそのときに対して自分について考えて”その瞬間”を生きることができればいいのです。

問題なのは、自分が楽しいかどうかです。他の人が楽しそうだからとか、辛そうだからといって、あなたが同じ感想を抱くとは限りません。

人間はものを考えることを好みはしない。仕方なく強制されて考えるのだと哲学者のジル・ドゥルーズは言っています。

人は習慣を創造して、自分の世界を作り上げていきます。そうすることでものを考えないですむようにしているのです。その世界に何か新しい要素が「不法侵入」してきて自分の習慣を変えなくてはならなくなったときに人は考えざるをえなくなります。

自分の世界に不法侵入してくる要素は貴重なものです。それによって私は考えることができ、また新しい自分を見つけることができるかもしれません。

なので、結婚はしないと自分の世界に浸り続けるのではなく、新しい要素にも多分に触れてみることも必要だと思います。脱線しましたが、なんとか戻ってこれました。

それでいて、今を楽しみ続けることができればいいのではないでしょうか。

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