こんにちは。
皆さんは野宿をした経験がありますか?普通はそんな経験はしないと思います。
私はどこまでいっても貧乏性で、長距離の旅行に行くとき宿泊施設はなるべく使わないようにしているんですよね。
なので必然的に野宿になるのですが、外で眠るというのは注意しなければいけないことがたくさんあります。
なのでこれから、寝袋のみで野宿するときの心得を書き連ねていこうと思います。
目次
1.急な雨に備えて屋根のある場所を確保しておく
まずなんとしてもクリアしないといけないのが、雨をしのげる場所を探しておくということです。
これは言うまでもありません。寝ている最中に雨が降り出したら野宿どころではなくなってしまい、疲れを十分に取ることができなくなります。
有力な場所としては公園の東屋です。屋根が付いた休憩所のような所で雨を心配することなく眠ることができます。
また、雨や朝露で地面が濡れることも想定して地面に寝るのではなくベンチの上などで寝るように心がけましょう。
他にも道の駅なども候補に入るでしょう。しかしどこで寝るときもそうなのですが、朝になったら早めに撤収をし、近隣の人たちに迷惑をかけないよう気をつけましょう。
2.大きな茂みなどがあるような場所からはなるべく離れておく
大きな茂みが近くにあるような場所はあまりおすすめできません。
何故かって? ヤツが出るからです。そう、蚊ですよ。
蚊は安眠の一番の天敵です。蚊帳というものが生み出されていることからもヤツらがいかに睡眠を邪魔するかが分かります。
どうしても茂みのそばで寝なければいけないという状況になったら、蚊取り線香を炊きましょう。
ヤツら蚊は私たちが吐く二酸化炭素に反応してよってくるそうです。なので顔を隠しながら寝ても意味がありません。蚊に対抗できる策がなにもない場合は諦めてヤツらと朝方まで闘いましょう。ボコボコにされますが。
ちなみに、夏場では蚊と一緒にゴキブリもでます。ほぼ毎日のように出くわすので私はもう彼のことをトモダチだと思っています。それくらい出ます。ゴキブリに食事で使っていた箸を勝手にねぶられたりなどもされましたが、普通に洗って使えるようになりました。彼らとの共生も近いです。
嘘です。見つけたら排除します。
3.貴重品などは寝袋の中に入れてしっかり守る
夜、外で寝るのですから一晩中無防備な状態をさらけ出すことになります。外で寝てる輩に近づこうなどという興味深々な方はあまりいないかと思いますが、世の中様々な人がいるものです。
携帯や財布などはくるまっている寝袋の足先の方に放り込んでおき、リュックをしょっているのならばそれを枕にして貴重品を取られないよう最大限の注意を払いましょう。
4.不良の人たちには気をつける
外で寝ようとするときに避けては通れないのが不良の人たちです。野宿をしようとしている私も決して良とは言い難い……というか私も言ってしまえば不良なのですが、彼らはバイクなどを使い集まったりするのでとにかく音が気になって眠れません。
一度、海の近くの堤防で野宿をしようと試みたときは、そんな不良の方たちの集会に出くわしてしまってなくなく場所を移動しました。
落書きが多い場所はもちろんですが、人気が少なく広くて良さげな場所でも注意しましょう。そんな場所は不良の方にとっても良さげな場所なのです。
同じボコボコにされるのならば蚊の方がよっぽどマシです。
次は眠り方の指南です
野宿でぐっすり眠るには
場所が決まってさあ寝るぞっ、と横になっても野宿初心者はたいてい良く眠ることはできません。
外で意識を手放すという大胆不敵な行動を起こすわけですから体が警戒を解いてくれないのです。
うとうとし始めても少しの物音で簡単に目が覚めます。時計を確認してはまた眠り、うつらうつらした状態から突然ハッと覚醒する。
そんな状態が朝まで続き、いつの間にか鳥たちがさえずり始め、眠ったという実感がないまま起きる。これが私の初野宿でした。
耳栓をしてアイマスクをすればいいんじゃないかとも思いますが、そうすると逆に周りの状況が分からなくなり精神的不安が押し寄せてきます。近くに何かが近づいてきても反応することができません。困ったものです。
じゃあどうするのか。答えは、いつか慣れるから頑張れ です。
周りが気になって眠れないという経験も回数を重ねていけば次第に少なくなっていきます。今では私も野宿で熟睡できるまでになれました。大丈夫です。慣れます。
ここでみなさんの野性力が試されます。遊動民族だったころの本能を呼び起こしましょう。横になっているだけでも体力は回復しているので焦らず眠りに落ちる時を待つのが最善ですかね。
最後に
今回は野宿をするときの注意点についてお話しましたが、本来野宿は地元の方からしてみれば迷惑以外の何者でもありません。
自分の生活地域に知らない人が寝ているというのはとても怖いです。地元の方がどう思うかを常に考える必要があります。
夜は誰よりも遅く、朝は誰よりも早く。これを心がけましょう。
皆さんも安全面に注意して楽しく野宿を致しましょう。