ゲームのターン制バトルが不評みたいに言われているので全力で擁護します。

ファミコン

皆さんこんにちは。

突然ですがゲームはお好きですか?私は大好きです。

特にターン制※のバトルは子供の頃からひたすらやり続けてきました。

※敵の行動と味方の行動が交互に繰り返されるシステム。(ポケットモンスターやドラゴンクエストなど……)

しかし、ネットなどで調べるとターン制のバトルの評判はあまり芳しくありません。

リアルタイムの戦闘の方が良い、つまらないや時代遅れとまで言われている始末です。

 

そんなことはない。

 

ターン制にはターン制にしかない良いところがたくさん詰まっています。

ということで今回はいかにターン制のバトルが素晴らしいかをひたすら語りたいと思います。

戦略を考える楽しさ

リアルタイムでのバトルも戦略性はありますが、ターン制には敵わないでしょう。

特にドラゴンクエストなど複数の味方キャラクターを同時に動かすことができるゲームでは

戦闘を効率的に進めることが重要になってくるためいやでも考えざるをえなくなります。

例えば知らない街に着いてそこを拠点にレベルを上げようとしたとき、

最初は敵が何をしてくるのか分からないしレベル不足だしで苦戦を強いられます。

その結果一戦一戦にとても時間がかかり、すぐに満身創痍になるのでなかなかレベルが

上がりません。

しかし、何度も戦っているうちに敵の技や行動順が分かってきて、体力もなんとなく把握できるようになってきます。

そうなってくると

”こいつ体力少ないな。パワー系のキャラで一回攻撃してあとは全体攻撃を絡めれば倒せそうだぞ”

”この敵は攻撃力が高いけどあんまり速くないな。素早さで勝ってるこの味方で動く前に倒しちゃおう”

などといった感じで戦略を立てられるようになってきます。

そうして戦闘をどんどん効率化していき、弱点などを的確に突きながらあえて敵を倒さずに残してまんべんなく体力を減らし、最後に全体攻撃で一網打尽にできたときの気持ちよさ。

そしてレベルアップし更に戦闘の効率が上がっていくという正の無限ループ。

これがターン制バトルの大きな魅力なのではないかと私は思っています。

 

キャラクターにプレイヤーごとの個性が現れる

リアルタイムバトルではキャラクターを自分で操作するため、そこには自分のテクニック以上の強さを出すことはできません。

それに対してターン制のバトルでは、コマンドを決めるとキャラクターは自身の操作の手から離れて行動します。

このときにキャラクターが予想外の行動を取り、その結果劇的なドラマが生まれることがあるのです。

 

例えばこんな感じです。

味方の体力は全員ギリギリの状態、でも敵の方もあとちょっとで倒せそう。

そんな状態で敵のターンから始まり攻撃が来る。ダメかと思ったら

なんとその攻撃を回避! そしてこちらのターンでクリティカルを出して強敵を撃破!

こういったことが希に起きます。そうなるとこの一戦が忘れられないものになり、

味方のキャラクターに愛着がわいてきます。

もちろん大事な場面で攻撃を外すなど逆のパターンも起こりえますが、それを含めて

設定では語られないそのキャラクターの個性がターン制のバトルによって積み上げられていくのです。

“他の人たちはこのキャラクターのことをあんまり好きじゃないみたいだけど

こいつはやるときにやってくれるやつだから大好きだ”といった感じに

ゲームをプレイした人の数だけキャラの個性が生まれる、というのも

ターン制バトルの魅力でしょう。

まとめ

リアルタイムバトルにはない良さがターン制バトルにはたくさんあります。

どちらが優れているというわけではありません。

どちらにも良いところがあり、それぞれにそれぞれの楽しさがあります。

それを踏まえたうえで思いっきりゲームを楽しみましょう。

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